沿革
小学校については、旧小石原・宝珠山両村にあった4校の小学校はともに児童数減少になり、昭和48年に宝珠山小学校と大行司小学校が合併し宝珠山小学校となり、昭和57年に小石原小学校と鼓小学校が合併し小石原小学校となった。さらに、平成17年3月28日東峰村発足により、両校とも東峰村立になった。
中学校については、昭和22年に小石原中学校と宝珠山中学校が開校されたが、昭和60年にその歴史を閉じ、昭和60年4月1日に宝珠山小石原中学校組合立東峰中学校が誕生した。さらに、平成17年3月28日東峰村発足により東峰村立東峰中学校となった。
その後、少子化による子どもの数の減少と、中1ギャップの解消等の課題を解決しようと、平成18年10月に0歳から15歳までの教育制度を構築すべく東峰村保小中一貫教育審議会を設置した。
平成21年に5月に、村長が答申に基づき、一貫校を平成23年4月に開校することを表明した。平成22年3月に、宝珠山小学校3階に東峰中学校仮設校舎が完成、引越を行う。計24回の開設準備委員会を経て、平成23年4月に東峰村立東峰学園が開設され、今年で10年目を迎える。平成29年1月には、これまでのPTA、地域、学校が信頼関係を築き、一体となった特色のある教育活動が認められ、福岡県公立学校優秀校(市町村立学校部門)を受賞した。更に平成29年4月に学校・家庭・地域が目標を共有しながら「東峰の教育」を推進するため東峰村学校運営協議会が発足した。
保護者・地域
保護者の教育的関心は高く、学校に大変協力的であり、学校行事等の参加は非常に多い。PTA活動にも積極的に参加し、教育環境整備等にも精力的である。家庭生活では、三世代の家族構成も多く、子どもに対しては深い愛情が注がれている。
一方、基本的生活習慣の確立や自立に向けた家庭での教育がいっそう求められる。また、 地域住民は、人情に厚く教師を大切にしたり、学校を地域の教育機関として大切にしたりして、大きな期待を寄せている。
昭和22年(1947)
小石原中学校・宝珠山中学校 開校
昭和47年(1972)
宝珠山小学校 開校
(大行司小学校と宝珠山小学校が統合)
昭和57年(1982)
小石原小学校 開校
(小石原小学校と鼓小学校が統合)
昭和60年(1985)
東峰中学校 誕生
(宝珠山小石原中学校 組合立)
宝珠山 小石原 両校とも東峰村立となる
東峰村立東峰中学校となる