校章の由来
中央の3つの山は、「地域」、「学校」、「家庭」を、山を包み込むように伸びた裾野は、「東峰村の自然」を表すと同時に、「児童・生徒が和を大切にするように」との願いを表しています。右上の星は、東峰村が目指す「一人一人がキラリと光る教育」と「9 年間の一貫した学び」を表しています。ローマ字表記のGAKUEN には、「国際感覚を養えるように」との願いが込められています。
東峰村に唯一の学校「東峰学園」は、9年制の小中一貫型学校。小学部 92 人、中学部 43 人の計 135 人の学校です(令和 2 年 4 月現在)。
東峰学園の特徴のひとつは教職員数の多さ。総勢42名で学園を運営しています。中学校の専門科目の先生が小学生の音楽や図工、家庭、体育などを教えたり、小学校の先生が中学校の数学の授業で個に応じた指導をするなど、小中の枠を超えた教育を行っています。クラスに1〜2人の先生がつくことで複数の目で子どもと向き合うことができ、一人ひとりにあわせた丁寧な指導を行っています。
東峰学園は「道・作法」教育にも力を入れています。例えば、小学校1年生から学ぶ「茶道」。 挨拶、お辞儀、器の扱い方などの礼儀作法を学びます。
自然に囲まれのびのびと過ごす一方で、場面や年齢に相応しい「落ち着いた行動」ができる子どもを目指しています。
毎日の掃除や運動会などの行事は小中一緒に行います。お兄さんお姉さんが下の学年の面倒を見る一方、面倒を見られる子ども達は、お兄さんお姉さんに憧れながら大きくなっていく。
人のために何かをするといった、お互いを思いやる心がかかわりを通して生まれています。東峰学園には、子どもを第一に考えた教育方針と世代間を超えた交流で、学力と社会性、そして豊かな心がしっかりと身につく教育環境が整っています。
学校から離れたエリアはスクールバスが運行。
夏休み期間中も学校の開放プールや中学部の部活動に通う子ども達のために運行しています。